キャンプ概要

Katsuiku Academyでは2017年の夏休みに中高生向けの宿泊キャンプを行いました。こちらのページでは館山で行われたサマーキャンプの概要を共有しております。

  • テーマ:AIとの共存
  • 日程:2017年8月11日-15日
  • 人数:24名
  • 対象:中学1年-高校3年
  • 場所:千葉県県館山市

スケジュール

下記のスケジュール表では主なワークショップをピックアップし、記載しております。下記のコンテンツに加えてBBQや花火などを含めた楽しい活動やアクティビティも実施されています。

  午前 午後
DAY 1 オリエンテーション プロジェクト開始
DAY 2 スクラム開発 プレゼンテーションへの準備開始
DAY 3 グローバルマインドセット フィードバックの重要性
DAY 4 価値観の深堀 アウトドア活動
DAY 5 プレゼン最終準備 プレゼン+振り返り

キャンプレポート:

上記のスケジュールの一日のハイライトをまとめたレポートを紹介しております。キャンプの雰囲気を共有できればと思います。

【Day 1: オリエンテーション+プロジェクト開始】

初日はまず、自己紹介・アイスブレークを行い、周りの参加者やファシリテーターとの壁を取り払い、円滑にコミュニケーションする環境を作るためのアクティビティやゲームを行いました。

その後、国内外問わず、社会に出てから活躍するためにどんなマインド・スキルの必要性に関してディスカッションしました。また、そのようなマインド・スキルを身につけていくためにはどうしたらよいか、アクティビティを通して体感していきました。

また、キャンプの目的を参加者自身が考える時間を作りました。何を学びたいか、どのようなマインド・スキルを身につけたいかを、付箋に書いて壁に貼り付けてもらい、いつでも振り返りができるようにしました。

夕方からは、プロジェクトチーム(以下、Pチーム)を作り、プロジェクトの頭出しを行いました。Pチームの人数は各4〜5名で、プロジェクトテーマはAIです。「AIは人と共存できるのか?」「AIによってなくなったり、人とAIが共存することになったり、あるいはAIが介入できない人にしかやれない仕事って、何があるだろう?」という内容で、チームごとにリサーチやディスカッションを進め、最終日に全体でプレゼンテーションコンテストを行います。

夜はフリータイムを多めに取り、仲間とボードゲームをして遊んだり、ピアノを弾いたり、屋外ベンチで仲間やファシリテーターと話したりと、思い思いに過ごしてもらいました。

また、Pチームとは別に、アドバイザリーグループ(以下、Aグループ)を作りました。Aグループの人数は各グループ4〜5名で、Pチームとはまた別の人たちで構成されています。Aグループには各1名ファシリテーターが担当として付き添います。Aグループは、この5日間はいわば家族同様です。毎晩このAグループで集まってその日のリフレクションを行い、全体の生活の中や各Pチームで起こった、良いこと・悩んでいること・改善したいことなどを共有し、ディスカッションし、次の日の自分たちのアクションに役立てられるようにしました。

 

【Day 2: スクラム開発とプレゼンテーション+フィードバック】

2日目からは、プロジェクトワークが本格的にスタートしました。チームでプロジェクトを進める時に重要な「スクラム」という手法について学び、アクティビティを通じて体験しました。スクラムとは簡単に言うと、計画を練りに練って時間をかけて準備し最後の最後にプロダクトをお披露目するよりは、完成度が低くてもなるべく早くプロトタイプを作り、外に発信し、フィードバックを受け、次のプロトタイプに反映し、またプロトタイプを作る、というサイクルを早く回し続けた方が、結果的に良いものができる、という考え方です。単なる理論ではなく、スクラムの有能性を体感してもらうアクティビティを行いました。

その上で、チームごとに今回のテーマ「AIとの共存」にどんな仕事を選択するかをディスカッションし、最終プレゼンテーションまでのプロジェクトを成功させるためにどんなタスクが出てきそうか、を話し合い、書き出していきました。

その後、現時点でのPチームの状態を、皆の前でプレゼンしていき増田。「完成度は低くても全く問題ない、現時点での状態を皆に発表し、フィードバックをもらい、自分たちの次のアクションに活かす」ことがプレゼンの目的です。

夜はDay1と同様、フリータイムやAグループとの時間を設け、リラックスしたり、改善点を話し合ったり、参加者と話したり、ということに時間を使いました。Pチームによっては自分たちで話し合い、夜も自主的に集まってタスクを進めているところもありました。

 

 

【Day 3: フィードバックの重要性】

3日目は、数名の参加者からの提案で、朝ご飯の後に全員でビーチへ出かけ、ビーチフラッグなどで身体を動かし、入りたい人だけ海へ飛び込んだりし、思い思いにリフレッシュしました。

施設へ戻ってきてからは、ファシリテーターのアミナ(アフリカ育ち、東大卒・ロンドン大博士課程)が、自分の生い立ち・学生時代・今やっている仕事などを話し、なぜ海外の学校へ言ったのか、どのようにしてその学校を選んだのか、なぜ今その仕事をしているのか、などを共有しQ&Aを受ける場を作りました。

その後、引き続きプロジェクトをチームで進めました。作業を進めるだけでなく、ここでもDay2とは違う形でプレゼンテーションをしてもらいました。

Day3のプレゼンでは、各チームの現時点で出来上がっているプレゼン内容を、ファシリテーターに3分でプレゼンし、3分でフィードバックを受け、その後6分間フィードバックを活かす方法を自分たちでディスカッションし、プレゼンを改善し、その後別のファシリテーターへまた3分でプレゼンし、3分でフィードバックを受ける・・・、というサイクルを繰り返し、自分たちのプレゼンの良いところ・改善点を浮き彫りにしていきました。このプレゼン練習のやり方自体も、スクラムの考え方から構成しているものです。

夜はタレントショーを行いました。任意で、何でも良いので自分の特技を披露してもらう場です。司会も数名の子が立候補して行いました。ダンスを披露しそれを全員で踊ったり、茶道を披露してくれたり、絵を描いてきてきてくれたり、即興でエアバンドに挑戦したり、得意なサッカーのリフティングを披露してくれたり、歌を披露してくれたり、、、とても楽しく、誰が前に出てきても全員で盛り上げる、とても楽しくて全員の結束が更に固まる場となりました。

 

【Day 4: 価値観の深堀りとアウトドア活動】

4日目は、最初にファシリテーターのステファン(ハイチ出身、ハーバード大卒)が、自分の生い立ち・学生時代・今やっている仕事などを話し、なぜ海外の学校へ行ったのか、どのようにしてその学校を選んだのか、なぜ今その仕事をしているのか、などを共有しQ&Aを受ける場を作りました。

その後は、一旦チームワークを離れ、個人ごとの思いを掘り下げる場にしました。自分の価値観や、自分は将来どんな人になりたいかを、自分自身と深く対話し、人生において大切にしたいものを深く考えてもらいました。

その上で、自分の大切にしているものを、周りの人に言葉に出して共有するワークを行い、それぞれがより自分の中で自分の価値観を明確に意識していきました。更にその後、このワークをPチーム内でも行いました。それぞれのPチームメンバーの大事にしている価値観を知ることで、より相手に対する理解が増します。相手の価値観を踏まえて議論することで、Pチームのアウトプットがより良いものになることを実感してもらうこと、を目的としています。

午後はリフレッシュのため、全員でビーチへ行き、海水浴、バナナボート、ビーチバレーと、仲間と思いっきり楽しんでリフレッシュしました。

夜は全員でバーベキューし、ビーチで花火をし、思いっきり楽しみました。その後のフリータイムでは、また思い思いに時間を過ごしました。Pチームメンバーで話し合ったり、Aグループで集まったり、それ以外でも特に仲良くなった仲間同志で夜更けまで話したり、、最後の夜を有意義に過ごしました。

 

【Day 5: プレゼン+振り返り】

最終日は、朝ご飯の後に施設への感謝の気持ちを込めて全員で大掃除し、その後、ファシリテーターのカナ(現役ブラウン大生)とハルナ(日本人初のミネルバ大入学者)が、自分の生い立ち・学生時代などを話し、なぜ海外の学校へ行くことを決めたのか、どのようにしてその学校を選んだのか、などを共有し、Q&Aの場を作りました。

その後Pチームの最終プレゼンテーションに臨みました。

計6チーム、全てが感動的で素晴らしいプレゼンテーションを行ってくれました。

全員でプレゼン内容に関して投票し、ゴールドメダル・シルバーメダルを決め、表彰しました。また各チームに、ファシリテーターから贈りたい言葉を選び、チームに対してアワードをわたしていきました。

全てのプログラムが終わり、全員で寄せ書きを書き、全員で円になって、最後の振り返りを行いました。それぞれ、このキャンプで得たこと、学んだこと、明日から活かしたいこと、皆に感謝したいこと、などを発表していきました。とても感動的で、皆の成長を皆で実感でき、言葉では言い表せないような素敵な時間になりました。

今後のキャンプに関して

Katsuiku Academyでは今後も中高生向けのサマーキャンプを実施していく予定です。今後のキャンプの詳細に関してはキャンプページをご覧ください。皆さんとキャンプでお会いできるのを楽しみにしています。