「モチベーションを長期的に維持できない」

「うまくモチベーションを上げることができない」

どのような評価がモチベーションをあげ、長期的な維持を可能とするのか。

評価の方法を大きく分けると他者との比較と自分の成長(過去の自分との比較)に分けられます。

ではどちらの方が効果的なのか?

ルース・バトラー教授が中学生を対象に行った研究に大きなヒントがあります。バトラー教授が行った研究では中学生を2つのグループに分けてテストを行いました。

グループAには
他の生徒と比べて評価を行うと伝えた

グループBには
あなたの成績の成長を基準に評価を行うと伝えた

結果として、テストを繰り返す中でグループBの生徒の方が大きく成績を伸ばし、テストが楽しかったという声も多く出てきました。

バトラー教授の研究から人は周りとの評価よりも自分の成長が評価される方が長期的に努力を重ねやすいことが見受けられます。

壁にぶつかって諦めている人

他者との評価は頭打ちしやすい

クラスの中で一番の成績になりたい
先生に評価されたい
親に喜んでもらいたい

または会社では

社内の売上実績で一番を取りたい
上司にもっと認められたい
お客様に喜んでもらいたい

他者の評価を求めて行動することでモチベーションを上げることも可能です。
ただ、他者の評価は最終的には自分ではコントロールできないものです。
また、一度上限を達成してしまうとそれより上に行くことが難しくなってしまい、更なる成長を実感しづらくなってしまいます。

例えば、クラスで成績がトップになった場合、それより上の評価を他者からは得られなくなってしまいます。

短期的なモチベーションとしてはとても有効的ですが、長期で見ると維持することが難しくなってしまいます。

壁に穴をぶち開けて自分の道を作っている人

自分の成長を基準にすると成長の限界がなくなる

他者の評価ではなく、自分の成長を評価軸にするとより長期的にモチベーションを保つことが可能です。

自分の成長に焦点を当てるといくらでも探せば工夫が可能となります。

例えば、クラスで成績がトップになるのではなく自分の問題解決力を高めることを評価にした場合何が変わるのか。他者との比較ではテストの成績が重要視されたが、自分の成長を軸にすると同じ問題を解いていても、どのように自分が答えにたどり着いたのか、どうしたらもっと解決時間を短縮できるのか、もっと効率的な解決方法がないのか等、点数に止まらず更なる高みを探すことができます。

自分ではコントロールできない他者との評価と異なり、自分の成長をどのように測るかを何通りも工夫できます。そのため、頭打ちするのが難しくなり、より長くモチベーションを維持することが可能です。

みなさんが今取り組んでいるチャレンジも他者からの評価ではなく、自分の成長に焦点を当てて見るとよりモチベーションを持って長期的に取り組めると思います。ぜひ試してみてください。